第2話 きま子告白  〜おばさんヒロイン誕生!〜










1、








私が「オバサンヒロイン」として活動を始めたのは確か3年ほど前の35歳の時です。




私はそれ以前まではソープ嬢として、10年以上もある男のために貢がされていました。
男に目を付けられた当時、私は20代前半でディスコなどで踊りくるっていました。
家庭環境の所為もありますが、それまで私は引っ込み思案でおとなしい性格だということもあり
あまり人前に出ることはありませんでした。それが、高校を卒業してから男性とも
付き合い始め、その仲間達との誘いからディスコクラブに通い始めるようになったのです。

当時から私は胸が大きかったために、ボディコン等を着て踊ると、周りの男達が
わらわらと寄ってきたものでした。

その生まれて初めて「目立つ」という快感に酔いしれた私は、会社が終わると
その足で踊りに行くほど、ディスコに執着していました。

私に男達が群がる様子を、当時付き合っていた男性も驚きを隠すことはできず、
しかし自分の女がここまで目立っているという優越感に浸っていたようです。




ここまでは、私達の運命は良好でした。



いずれ、この男性とも結婚しようかと思っていた矢先にあの男が現れたのです。







その男はこの近辺を取仕切るチンピラの頭のようでした。







ディスコクラブで目立っていた私に目を付け、強引に関係を迫ってきたのです。






最初は勿論断りましたが、男はしつこく言い寄ってきました。




そして、男はついに私をムリヤリモノにしようとしたのです。





当然ディスコで連れ去られようとする私を付き合っていた男性が止めに入りました。
しかし、チンピラの男やその取り巻きにことごとく退けられ
ついには私と一緒にディスコの裏口につれていかれたのです。




そして、私の彼氏を取り巻き達が羽交い絞めにしてチンピラの男が私を
犯し始めました。
彼氏は狂わんばかりに猛りきって大声をあげ抵抗しましたが
そのたびにチンピラたちに殴る蹴るの暴行を受けていました。



私も大声をあげて助けを呼びましたが、当然助けの手は差し伸べられませんでした。
そのディスコはチンピラの男達が取仕切っていたのですから…。

男は私を散々慰み者にし、そしてハメ撮り画像を撮影してそれをばらされてくなければ
自分の女になれといいました。







それから、私の人生は転落したのです。





付き合っていた男性とはその直後から連絡が取れなくなり、
わたしはチンピラ男の情婦として色々な性的調教を受けました。

男との相手はほぼ毎日させられ、男と他の組織との緩衝材として
私を女体玩具として貸し付け、200人以上の男と乱交をさせられたり
それ以外では男の為にソープで働かされる日々が続きました。




男は、私をつなぎ止めておくために常に私を犯しつづけました。




男に犯されつづけるうちに、私の心は畜生のように男の逸物の虜になり
男なしではいられない体になりました。
そのために、私は男に尽くすためだけに他の男の逸物を飲み込んで
日銭を稼ぐ肉便器となったのです。




最初のソープ入店から10年、私は性的な精神的制約がなくなり
ソープの他に割のよい裏アダルトビデオにも出るようになっていました。




もうこの時には私はどんな男にも抱かれる…、いや交尾するのには
何の抵抗もありませんでした。





そのまま、私の人生は終わるのだろうと思ったころ
思いも寄らぬ出来事が起こったのです。




長年貢いできた男に新しい女が出来、その女が私のことを
気に入らないと、縁を切れといわれたのです。



男はその女をどうしてもモノにしたかったようです。




私の10年以上の時間はなんだったのでしょうか?








あっけなく私は男に捨てられてしまいました。










街角の女になろうとも思いましたが、その地域ではあのチンピラの男が
幅を利かせているためにそれはできませんでした。









そして私は職業を変えお弁当屋のパートとして
働くことになったのです。
















2、












お弁当屋のパートの生活はそれまでとはだいぶ違ったものでした。
同僚の女性パートとはあまり話が合わず、浮いた存在になりましたし
その店舗の店長からはセクハラを受けるようにもなりました。

ソープ嬢をやっていた頃はソープ嬢同士それなりの仁義がありましたが
このような職場ではそれもなく、徹底的に弱いものを叩くような風潮がありました。


それにソープ嬢の頃とは違い、賃金の方も格安だったので
当時住んでいた2LDKのマンションでは生活もかなりきつくなっていました。
それに、なんといっても10年以上男漬けだった私は、男なしの生活に情けないことですが
体が疼いて仕方がありませんでした。



そんな悶々とした生活を、私は男に捨てられてから半年以上続けていました。







しかし、まさにそんな時に、私は涼子さんと出会ったのです。






初めて彼女と出会ったのはある公園ででした。





そのときはパートの仕事で大口の顧客のためにいつもの3倍もの
下ごしらえをして、夜の9時ごろ家路についたのです。





ちょうど私の家と職場は公園に挟まれており、その公園を突っ切る形で
行き来していました。
公園は昼間はのどかなところですが、夜になると叢や木陰が死角になり
時々痴漢がでたり、噂ですが強●事件も起こっていたようです。




朧気な心配をしながら私は急ぎ足で歩を進めているところに
いきなり若い男が私にぶつかって来たのです。




木陰からいきなり飛び出してきたので私はよけることも出来ずに
そのまま勢いよく転倒してしまいました。






「あーー!いてーーーー!!いてーーーなチキショーー!!!!」





男があまりに痛がるものですからつい私は反射的に





「ご、ごめんなさい…。」




と謝ってしまいました。





それがいけなかったのです。






男は私にいきなり言いがかりを付けてきました。






「おーいおばさん!いきなりぶつかって来てすげーーいてーーじゃねーか!
 それを謝るだけですませんのか?え?」




「そ、そんな!いきなりぶつかってきたのはあなたでしょう?」



「さっきはごめんなさいっつったじゃなねーか!?お?」




男の甲高い不敵な声が周りにこだまし始めるとわらわらと
木陰から2,3人の男達がでてきました。
男達は私と言い争っていた男に




「おいおいどーしたんだよ?何かあったのかぁ?」



すると男は



「このおばさんがよー。俺にぶつかって来てワビいれよーとしねぇんだよぉー。
 腕なんかパンパンに腫れちゃってさー。」



男達は胡散臭い演技をする男の腕をみて



「ああーこりゃぁひでぇなぁ?おばさん、金もってなさそーだし、そのでかい胸と
 ケツで俺らのチ●ポ咥えてもらおーじゃねーかぁ。」



っと私に向かっていやらしく言い放つと、いきなり私の胸を鷲掴みにしてきたのです。


私は咄嗟に彼らとは反対に逃げようとしましたが、すぐに追いつかれ
叢に引きずり込まれてしまいました。



服を乱暴に剥ぎ取られ、乳首や首筋に男達のいやらしい舌がからみついて
オマ●コも乱暴にぐちゃぐちゃと弄られているその時…。






「やめなさい!」




いきなりその状況をさえ遮る声が聞こえたのです。


見ると、そこにいるのは一人の主婦でした。


男達は一瞬固まりましたが、不敵な笑いを浮かべ始めました。
よく考えれば、その場にいるのは屈強な男でもなんでもなく
私と同じようなただの主婦なのです。

彼らの暴走をとめられるはずもありません。


しかし、そこに現れた女性はいきなり奇怪な行動に出たのです。



女性は上着とスカートを自らたくしあげ、乳房とオマ●コを丸見えにさせこう言い放ちました。




「レ●プなんていけないわ!犯したかった私を犯しなさい!!
 生でも何発でも中だしさせてあげるわ!
 いろんな変態プレイしまくってもいいのよ!?」



勿論、私は呆気にとられてしまいましたが、予想外の彼女の行動に
男達も完全に固まってしまいました。



そこですかさずその女性が私を男達から引き剥がし
さらに腰を前に突き出して男達を誘惑し始めたのです。



「さぁ!チ●ポをマ●コにつっこんでズボズボしたくてたまらないんでしょう?
 遠慮しなくていいわ!おばさんがあなたたちをスッキシさせてあげる!
 レ●プしまくりなさい!!」





そしてぐちょぐちょと飛沫が飛ぶほど女性はオマ●コを弄り、その潤ったマ●コを
まさに男達に目の前に突き出したのです。




そして、有無を言わさず盛りきった男達と性交渉をし始めました。






私は衝撃が走りました。




この女性はなんなのか?



いきなり私を救うだけでなく、自らの体を盾にしてしまうとは?







わたしはしばし呆然とその様子を眺めていました。






女性は初対面であろう男達と、レ●プとは言いがたいほど自ら体を摺り寄せて
男根を口、尻穴、膣で咥え込み






「おごおおおおお!!!」





っというようにして白目を剥いて喘ぎまくっていたのです。






彼女の予告どおり、体のありとあらゆる穴に、避妊具もなしに精液がぶち込まれ、
そして20分もしたころでしょうか?


私も、この女性のあまりの乱れ様にあてられたようになりました。


年は30代半ばといえる感じのその女性は、初対面の男とまるで獣のように交わり
下の口には私がこの半年、夢の中で見るほど欲しかったものを
咥え込んでいるのですから。



私は、その女性の交尾を、いえ、接合部分をまるで食い入るようにして見つめていました。






「私も犯されたい。」




「私も男と交尾したい。」




そんな日々悶々とした性欲が一気に爆発した瞬間でした。





私は、その女性に割って入り、






「だ!だめよ!そんなこと!!この人ばかりに乱暴しないで!
 犯すんなら私も犯しなさい!この女性を開放してあげて!!」





っと心にもない言葉を言い放ち、私は気が付けば彼らのチ●ポを
欲望に任せて咥えこんでいました。






「だ、!だめえええぇぇ!ぞ、ぞんんぁ!!その人には手をださないでぇ〜!
 チ●ポいれないでぇ〜!!」





私の代わりに犯された女性は、必死に私を犯すのを止めさせようとしましたが
性欲に取り付かれた男達は、私を犯すのをやめようとはしませんでした。





「すっげえ!このババァ!2人そろってヤれるなんておもわなかったなぁ!」
「おらおらぁ!おばさんどもぉ!二人揃って犯してやるんだからなぁ!ありがたくおもえええ!」





男達は口々にそういい、私達はその言葉に反論する気力も奪われ、マ●コとチ●ポを
擦り合わせる行為がその後夜明けまで続けられました。








私は、その日パートを休んで女性を自分の家に連れて行き、
介抱をしました。





そう、それが私と「オバサンヒロイン」の涼子さんとの初めての出会いだったのです。














3、














私は涼子さんに何故あんなことをしたのか問いました。


すると、涼子さんはその活動である「オバサンヒロイン」について
語りだしました。





涼子さんは4年前にレ●プされ、男達に性奴隷におとされて夫とも別れてしまったこと
そして、これ以上レ●プ被害を出さないためにも地域の男達の性欲を処理したり
レ●プ現場に現れて自分が身代わりに犯されたり
また、自分の犯されて白目をむいて痙攣している映像などを撮影させて
それをネタとして使うようにさしだしたりと、わたしが経験したソープ嬢よりも
大変なことをしていたのです。






その活動の映像なども涼子さんの好意で見せていただきました。






それは、セックスというよりはあまりにも浅ましい獣の行いでした。
大勢の男達に嬲られ、イカされ、そしてその男たちも
色々な人種が混ざり、私の腕ほどもあるチ●ポで
めちゃくちゃに犯されているものもありました。






「こ、こんなことをして、妊娠しないんですか…?」






「ええ。勿論妊娠もしますわ。私、その度に子供達を産んで育てています。
 男性達にはなるべくセックスの本来の目的である生殖という目的を
 達成させて頂きたいんですもの。子供達は、勿論私の子供ということで
 大切に育てています。」





「びょ、病気などは…?」





「その心配も最もですね。一応定期的に産婦人科にいったり
 抗生物質などを打ってもらっています。でも、あまり体調が芳しくない時も
 あるので、そんな時は少しお休みもさせてもらっていますのよ?」




「そ、それに、町のどんな場所でも交わるなんて…?
 この映像なんか、電車の中で男とセックスしてますよね?
 恥ずかしくないのですか…?」




「それももう慣れましたわ。男性が犯したいと思った時に交わらないと意味が無いでしょう?
 だから、オマ●コもすぐ出せるように、あまりタイトなパンツは履かないようにしています。
 一番すごかったのは、歩行者天国になっている道路で犯された時ですねぇ。
 あのときは緊張とあいまってものすごく感じてしまいました。
 男性もすごく興奮して、その場で5発も中だしされちゃったんですよ?」





「………。」




私は、涼子さんの穏やかな表情とは全く正反対のその破廉恥、厚顔無恥としか
言い様のない言葉に唖然としました。




こんな女性がいたなんて…。



いくら性の治安を守るためとはいえ、こんなインモラルの境地とも言える行動を
取れるというのがその時の私には衝撃的でした。




しかし、そんな中でも、私の心にはある変化が現れていました。





たった半年でさえ、男なしでは耐えられない体になっていたと認識した時
私はどんな男でもいいから、私を犯して欲しいという欲求がありました。
それに、ソープ嬢を長年しつづけたことにより、私自身もあらゆる男の逸物を
楽しんでセックスを行っていたのは事実です。




私の心にある変化。




それは私がスキモノだということを認めてしまうということ。






そして、そんなヤリマン女がとめどない性の欲求を満たせる場所といえば…?






そう、それは「オバサンヒロイン」という活動でした。








私は、こんな活動を一人でやっている涼子さんの体も心配でしたし、
すぐに自分も協力させて欲しいと自分の生きてきた道、そして心情を語りました。





涼子さんは私がおばさんヒロインになることを快く承諾してくれました。






そして医者の紹介、活動場所、犯罪が起こりそうな場所などのレクチャーを受け
初めて「オバサンヒロイン」として出動しました。
私は最初の「オバサンヒロイン」の活動で若い学生30人に犯されましたのです。


それもエロ本を盗み見ていた彼らにオバサン二人で声をかけて…



「あなたたち!ひろったエロ本なんか読まないで、おばさんとセックスなさい!!」
「そ、そうよ!おばさんたちの臭いマ●コで悪いけれど、生で何回もドピュドピュ
 出しまくってもいいのよ!?」



涼子さんと一緒とはいえ、男性に白昼堂々とマ●コを曝け出して男性を誘惑するのは
気恥ずかしかったですが、何とか試みは成功し、私と涼子さんは若い雄たちと
5時間以上交わっていました。




彼らの荒々しいセックスは、ソープの客たちのような磨れた客とは違い
技術も稚拙でしたが、それは私にとっては新鮮な経験でした。






思えば、この時の恍惚とした経験を追体験するためにケンイチくんとねんごろになり、
切るに切れない関係になってしまったのかもしれません。







そして私は、ある程度涼子さんと活動をともにしたあと、
性の治安を守るために「オバサンヒロイン2号」として違う地域に移り住みました。
その時には、私は誰の胤とも知れない赤ん坊を出産していたのです。






私の「オバサンヒロイン」としての出発の地、それはケンイチくんとの出会いの場所でもありました。






それから、彼には言っていませんが、ケンイチくんは既に1児の父でもあるのです。











モドル





背景協力「studio-74」