涼子探索バイト



「あそこのスイミングスクールに通っていた
奥さんたちが、3人も風俗嬢になってるんですよ…」

ただならぬこの事実に顔面を蒼白にしながら
町内会長にそう持ちかけられた涼子は真相を
確かめるべく身分を偽って一人の母親として
そのママさんスイミングスクールへ通うことになった。
会長の強引な要請と報酬をムリヤリ受け取らされた結果だった。

一見どこにでもありそうな少し古びたスイミングスクール。
涼子は申し込みを済ませすぐにでも講習を受けられるようになった。

着替えを済ませプールサイドにでてスイミングの授業を
受けていても別段変わったことはない。

約2時間ほどで講習は終わったが
普段から使っていない筋肉を使った所為か
かなりの疲労を感じた涼子であった。


「どうぞ」


そういって涼子にスポーツドリンクを差し出したのは
このスイミングスクールの中でも屈指の美貌を持つ
主婦、吉崎江見だった。

涼子は微笑みながらそのペットボトルを受け取り
先ほどの激しい運動の所為か
一気に半分ほど飲み干してしまった。

麗しい江見に同姓ながらも好印象を得た涼子は
それから20分ほど更衣室で世間話をしたが
ふいに涼子は下腹部に違和感を覚えた。
しかし、この違和感には覚えがある。


「媚薬…??」


思い返せば他の主婦たちも同じ飲料を
飲んでいた。もしかしたら誰かの差し金か…?
周りの媚薬に耐性のない主婦たちは
アタマをうな垂れ涎を垂らしながら呆けている者も多い。
中にはもう腰を振り始めている主婦もいる。

そしていつの間にか何人かの屈強な男達が更衣室に
侵入し、思い思いに女たちを嬲っている。
その雰囲気や背中の刺青で男達は暴力組織に属しているのだと
涼子は悟った。

「やめなさい!犯すのなら私一人にして!他の人には手を出さないで!」

涼子はとっさに叫んだ。しかし
男達は聞くはずもなく、すでに涼子にも一人の
男が侵入を開始していた。
ハっと気づいて江見を見やった涼子だが
そこで涼子は衝撃を受けた。
なんと江見は自ら3人の男のペニスをほおばり
狂おしい喘ぎ声を上げてよがっていたのだ。

「そんな!まさか!?」

江見はこの男達の片棒を担ぎ
涼子たちを含め素人の主婦を性の虜にする手助けをしていたのだ。
当然江見もこの男達の情婦、精液便所になっているのは
当然だった。真相を知った涼子は
さっそく携帯している権力機構への通報ボタンを押し、
強●された主婦たちを救い出した。

男達は全員逮捕されたが江見は恐喝されてこの行動をとらされたと
いうことだったので罪には問われなかった。
江見の夫にもこの事実は瞬時に伝わりスイミングスクールで
チンピラたちの慰み者にされた妻に衝撃を受けたようだった。

江見の夫はしかしそんな妻に怒る風を見せず、黙って妻を
自宅へと連れ帰った。


そして4ヶ月後に涼子はヨシキと町を歩いている途中に
偶然江見夫婦と鉢合わせをしてしまった。
せっかくだからということで一緒にお茶をしたのだが
その席で早くも夫婦の今の暮らしの話題が出、
今は問題なく暮らしているということだった。
夫も妻のそんな事実に最初は打ちひしがれていたが
今は彼もそのじ事実を克服し、逆に
その時にされていた性的な調教を妻に語らせながら
犯すセックスにはまっているのだという。
3時間もそんな話を4人そろってし終えた後、
2組のカップルに分かれて喫茶店を後にした。

しかしソノカップル二組というのは先ほどまで
一緒にいたカップルではなく
なんと男女が入れ替わっていたのだ。

きっかけは江見が言い出した
「若いコのセックスってすごいんでしょ?」
っという一言だった。
涼子はいつもいつも自分が他の男としていてはヨシキに
申し訳ないと思ったのか、交換セックスを申し出、江見も
その夫も承諾した形となった。

二人の女は互いに微笑みあい、そして刺激的な夜を迎えるために
夜のホテル街へと消えていった。