往診2            作者:HASSY


本章

1.

次の日。
お母さんの様子は明らかに不自然になっていた。
僕やお父さんの前ではいつも通りの明るいお母さんだったが、台所で一人になる瞬間を覗くとしきりに股間を気にしていた。
内ももを擦り合わせ、腰を引き気味に茶碗を洗っている。
無理もない。
昨日僕が虐めたせいで、ただでさえ大きなお母さんのクリトリスが完全に皮が剥けた状態で割れ目から飛び出しているのだ。
その敏感な部分が絶えずショーツと擦れていればお母さんも堪らないだろう。

「お母さん、どうしたの?具合悪いの?」
「ん?ううん、なんでもないのよ」

お母さんは焦ってその場を取り繕ったようだった。

「そう?顔色悪いようだけど・・・。具合悪いようなら武藤さんのとこで診てもらうといいよ」
「ええ・・・そうね」

家族ぐるみのお付き合いをしているので当然お母さんも武藤さんのことは知っている。
僕はお母さんが武藤さんにクリトリスを診察される姿を見てみたかった。
いくら仲のいい付き合いをしているからといっても、自分の母親のクリトリスが他人に見られるのである。
僕は自分でお母さんの体を触ったときより興奮していた。
幸い武藤さんの診察室は二階の廊下の窓からなら少しだけだが覗ける。
あとはお母さんが診察に行ってくれればいいのだが・・・。

午後二時を過ぎたころ、お母さんが電話しているところを見かけた。

「ええ・・・そうなの・・・」
「・・・うん・・・え、でも・・・」
「・・・そうね。じゃあ、お願いするわね」

電話が終わるとお母さんは客間の整理を始めた。

「ん?誰かくんの?」
「孝一くんよ。診察の予約入れようとして電話したんだけど、往診に来てくれるって言うから」

(武藤さんが往診!)
僕にとっては願ってもいないことだった。
二階の窓からではあまりよく見えないが、客間なら襖を少しずらすだけで全体を見渡すことが出来る。

「ん?やっぱり具合悪いのか?」

日曜だったので当然お父さんも会社は休みだ。
自室のテレビで競馬中継を見ようとしていたのだろう。
スポーツ新聞片手に今を通り過ぎるついでにお母さんに尋ねた。

「え、えぇ。疲れが溜まったるだけだと思うけど念のためね」

さすがにクリトリスを診察されるとは言えないだろう。

「そうか。診察終わったら少し横にでもなってなさい」
「えぇ、そうさせてもらいますね」

そういい終わるとお父さんは2階の自室へ向かった。


2.

ピンポーン。
しばらくして玄関のチャイムが鳴った。

「はーい」

パタパタとお母さんが玄関に向かう。

「こんにちは」
「いらっしゃい」

ドアを開けると、そこにいたのは武藤さんだった。

「早かったのね?」
「暇な診療所ですから」

笑いながら話す二人。
お母さんが砕けた話し方をするのは、やはり武藤さんのことも実の息子のように可愛がっていたからだろう。
僕と武藤さんは本当に兄弟のようだった。

「武藤さん、いらっしゃい」
「おー!良平。元気かー?」

クシャクシャと頭を撫でてくる。
相変わらず威勢がいいというか、元気の塊というか、そんな感じの兄ちゃんだった。

「じゃあ、孝一君こっちね」

お母さんは武藤さんを客間に案内する。
二人が客間に入るとその襖はピタリと閉じられた。
僕はすぐに客間に近寄り襖をほんの少し開けた。
お母さん達の会話が漏れてくる。

「診療所、空けてて大丈夫?」
「ええ、本当に暇でしたし。何かあればすぐに戻れますしね」
「私が行ってもよかったんだけど」
「隣ですし、わざわざおばさんに来てもらわなくても僕が来ますよ」

武藤さんはいろいろ診察道具を用意しながら会話していた。

「では早速診ましょうか」

武藤さんの一言でお母さんの顔がちょっと緊張したように見えた。
お母さんは立ち上がりスカートのファスナーに手を掛けスルスルとスカートを脱ぐ。
下半身ショーツ姿になったお母さんは、座っている武藤さんの前に近づいた。

(とうとう見せるのか!)

お母さんはショーツの前の部分に手を掛けるとゆっくり下ろし始めた。
やがて陰毛が見え・・・そしてクリトリスが晒された。
ショーツは全部脱がずにクリトリスが見える部分まで前の部分だけを下ろしただけだった。

「ご、ごめんなさいね。私、孝一君にしか相談できなくて」
「いえいえ」

武藤さんはお母さんのクリトリスを凝視している。

「確かに真っ赤に腫れ上がっているようですね。痛みや痒みはありますか?」
「ううん、そういうのはないんだけど。・・・急に腫れたみたいだから心配で」

お母さんは恥ずかしそうに自分のクリトリスを見ていた。

「ちょっと失礼します」

不意に武藤さんの指がお母さんのクリトリスに触れる。

「んっ」
「あっ痛かったですか?」
「う、ううん、平気よ」

お母さんの大丈夫そうな表情を確認すると、武藤さんはクリトリスを横に倒したり上に持ち上げたりして
あらゆる角度から診察した。
クリトリスが倒されるたびにお母さんは「んっ」と切ない声を出していた。

「傷があるというわけでもないですし、腫れをひかせる薬を塗っておきますのでしばらく様子を見ましょう」

武藤さんはクリーム状の塗り薬を取り出し人差し指にすくい取って、それをお母さんのクリトリスに塗り始めた。
薬のせいでテカテカと光り始めるクリトリス。
塗るためとはいえ、お母さんのクリトリスは倒されたり押しつぶされたりして変形した。
武藤さんにとってはただの医療作業。しかしお母さんにとっては・・・。

「・・・ふ・・・うっ・・うん・・・」

薬を塗られている間中、お母さんは声を殺して耐えていた。

診察は終わった。
お母さんは薬を塗り終えると急いでショーツを戻しスカートを穿いた。
若干顔が赤くなっているように見える。

「では、明日も夕方ぐらいに様子を見に来ます」
「・・・えぇ。お願いね」

診察は一回では終わらないようだ。
家族が他の部屋にいる中でクリトリスを触られるというのはどんな感じなんだろう?
そして触っているのが小さいころから知っている隣の男の子というのは・・・。


3.

二日目、三日目と僕が学校から帰ってくる時間帯にちょうど診察が行われた。
二日目は一日目とたいした違いはなかったが、三日目はちょっとした変化があった。

いつものように覗くと、ちょうどお母さんがショーツを下ろしクリトリスを露出させたところだった。
武藤さんがクリトリスを調べる。

「腫れは少しひいてきたようですね。もう少しの間薬を塗っておきましょう」
「えぇ」

そして、いつものように薬が塗りたくられる。
先端から付け根まで丁寧に丁寧に。
と、そのときだった。
お母さんのクリトリスが勃起を始めた。
それはみるみる大きくなった。
一分後には親指の先ほどにまで肥大化し、ビクンッビクンッとビクついた。
武藤さんは驚いたのか手を止め、お母さんの顔を見上げた。
お母さんはまっすぐ前を向き目を瞑っている。
自分の体の変化は分かっている様だった。
武藤さんは視線を股間に戻し、ビクビクいっているクリトリスに再び薬を塗り始めた。

「ん・・・ふ・・・」

お母さんが声を漏らすと、武藤さんの息遣いも荒くなっていった。

四日目・・・。
いつものように「治療」が始まった。
お母さんがいつも通りにショーツを下ろしクリトリスを露出させる。

(!お母さん・・・)

お母さんのクリトリスは、ショーツを下ろした段階ですでに勃起していた。
まだ武藤さんに触られてもいない。
それなのにお母さんのクリトリスは興奮状態になっている。

「・・・」

武藤さんはヒクツクお母さんのクリトリスをしばらく見た後おもむろに言った。

「・・・もう少し下ろしますね」

武藤さんはショーツに手を掛けて膝のあたりまで一気に下ろした。
お母さんは、お尻も割れ目もすべてさらけ出されてしまった。
しかし、お母さんは何も言わなかった。
ショーツが下ろされるところを見終えると目を閉じた。
武藤さんの指がクリトリスに近づく。

「うっ!」

薬の塗り方が昨日までとは全く違っていた。
人差し指と親指を使って摘むように薬を塗っている。
根元から先まで、時には速く時にはゆっくりと指を動かした。
それはもうお母さんへの愛撫だった。

「う・・・うぅっ!・・・ふっ!」

お母さんの息は荒くなり、腰をよじり始めた。
そして、クリトリスは益々大きくなっていた。
客間に響くのはお母さんの吐息と武藤さんの荒い息の音だけだった。

「ふぅぅっ!・・・」

お母さんの割れ目から愛液が流れ始め、太ももをつたい始めた。
武藤さんは目を瞑っている母の顔を見つめながら、一心不乱にクリトリスに「薬を塗った」。

「こ、孝一く・・・ううっ!・・・ちょ・・・まっ・・・」

お母さんの腰がガクガクと震え始めた。

「ま・・・・ふ・・・ううーーーっ!!!」

ビシャッ!ピチャッ!・・・

お母さんはイカされた。
噴出すように出る愛液が武藤さんにかかる。
武藤さんはお母さんがイッているにも拘らず、クリトリスへの「薬塗り」を続けた。

「フーッ!・・・ううっ!・・・フグゥゥゥッ!!!」

お母さんの絶頂は止まらなかった。
腰をカクカクと前後に振りながら愛液を撒き散らしていた。
2分ぐらい経っただろうか?
愛液は止まった。
お母さんは自分が流した愛液の上にペタンと座り、泣きじゃくっていた。

「ごめ・・ごめんなさい、孝一君。ごめんなさい・・・」

お母さんは治療行為を受けながらイッてしまった自分に罪悪感を感じているようだった。

「いいんですよ、おばさん」

武藤さんが優しく話しかける。

「性器の治療をすれば、ほとんどの方がこうなりますから」
「ごめんなさい・・・ごめんな・・さ・・」
「気にしないでください。むしろこうなるほうが自然ですから」

お母さんは下半身丸出しのまま泣いていたが、武藤さんの慰めによって徐々に落ち着きを取り戻していった。

「ごめんなさい・・・」
「大丈夫ですよ。さ、立てますか?」

武藤さんはお母さんの手を引き、その場に立たせた。
そしてそばにあったティッシュを手に取ると、お母さんの股間に付いた愛液をぬぐい始めた。

「大丈夫ですからね。僕に任せてください」

お母さんは涙を拭きながらコクコクと頷きながら武藤さんの話を聞いていた。
ティッシュ越しとはいえ割れ目を触られていることには抵抗しようともせずに。

「また明日来ます」
「・・・お願いね」

しばしの沈黙の後、武藤さんは帰った。
お母さんは武藤さんを見送った後、襖を閉めた状態で客間の掃除を始めた。
覗くと自分の愛液を雑巾で拭き取るお母さんの姿があった。

しばらくすると掃除は終わった。
しかしお母さんはその場に正座したまま何かを考えていた。
5分ぐらい経ったころだろうか?
お母さんはおもむろに立ち上がり、スカートとショーツを脱ぎ捨てた。
・・・そして。

クチュ・・・

お母さんはクリトリスをしごき始めた。
初めて見るお母さんのオナニー。

(お母さん、あんなにイッたのに)

お母さんのオナニーは激しかった。
クリトリスをしごくだけでは飽き足らず、引き伸ばしたり抓ったりしていた。
そう、僕が虐めたときのように。

「ふぅぅっ・・・んん!・・・こ、孝一君・・・」

武藤さんの名前を確かに呼んだ。

「孝一君・・・こ、孝一君っ!!」

ビチャッ!ビシャッ!!・・・

今日2度目の絶頂。
そしてそれは、お母さんが「女」に戻った瞬間でもあった。



つづく