尼僧の蜜壺



グッチュグッチュグッチュ…。




庵の一室で、20代半ばの男と四十路の女、それも尼僧があろうことか
昼間から布団を敷き、その上で交わっていた。





「へへへへ、尼さん。こんな田舎の寺で女手ひとつで子供たちを
 世話するなんてたいへんだなぁ?金にも困るだろうし、衣食住も
 ろくに世話できねえはずなんだけど、どうもこの庵はそんな風にはみえないな。
 あんた、他にも出資してくれる男がいるんだろ?
 こんなイイからだしてんだもんなぁ。
 これじゃあどんな男も尼さんのいいなりだろうよ。
 たいしたオバサンだよあんた。」



「う…う…。お願い…。もう、もうでていってください!
 真昼間からこんなこと…。子供たちに知れたらどうにかなってしまうわ!」



「へへ。そんときはそんときだよ。お!お!もうイキそうだ!オクぞ!」




「ま!待って!中には出さないで!!お願い!!ちょ!ちょっと!!」





ドピュ!ビュルルル!!ビュ!ビュ!





「は!はああああ!中に!中に出さないでっていったのにぃぃぃ…。」




男は明るい部屋の中、堂々と尼僧の股座に自らの体をこすりつけ
尼僧の肉観音にとめどなく射精を行った。




「尼さんよ?俺知ってるんだぜ?ここにいる孤児って言われてる
 子供たちの中にあんた自身が産んだ子供も混ざってるってな?
 それも、俺のような行き釣りの男たちに孕まされて産んだ子供なんだってな?
 とんだ肉尼だぜあんた。それにそのだらしねえ肉。
 精進料理だけでそんなブクブクになるわけねえだろ?
 村の男たちの性欲処理を行うときに、精液は全部のんでるんだってな。
 そりゃあ栄養過多でそれだけ太るわけだ。」




「う…。でも…でもこれは御仏のために…。仕方なく…。」




「そうかい?じゃあこれからもたっぷりアンタの体使わせてもらうよ?
 このままじゃあ肉欲が収まらずにどうかなっちまうからな?
 アンタが妊娠したと分かるまで、犯してやるよ。」








男は、そう尼に吐き捨てると衣服を着、さっさと部屋から出て行ってしまった。
沈鬱な表情の四十路尼は、また自分の体が一人の男を狂わせてしまったという
罪の意識に苛まれ、しばらくそこを動かなかった。





終わり